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特養ブログ

令和7年 年頭あいさつ(統括施設長)

2025-01-01
カテゴリ:特養,お正月,科学的介護
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新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます

新年おめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
  旧年中は社会福祉法人 楽山会 淡淡荘に対しまして、ご利用者様、ご家族様、並びに地域の皆様からの温かいご支援とご協力を賜り、無事新春を迎えることができましたことを心より御礼申し上げます。

さて、昨年は組織再構築2年目の年でした。すべての職員が同じベクトルで進むように、楽山会ルール(秩序ルール)の制作及び唱和。全職員が直上上司と直下部下との間での1ON1フィードバックを10日に1回の完全実施。週1回のユニットカンファレンスミーティング、月2回のケースカンファレンスミーティングの完全実施など、様々な取り組みにチャレンジし、継続しております。

新しい事を始めると、必ず反発があります。すべての職員が同時に同じ方向に進むことは奇跡に近い事です。一人でも多くの職員が賛同し進むために、法人での目標を共有し、言語化しております。それが、パーパス(社会的存在意義)、ビジョン(想像できる未来)、ミッション(使命)、バリュー(価値)です。もちろんベースには法人理念があり、困難な問題やいろんな壁を乗り越える時は、この志に立ち返ることが大事だと信じています。(ホームページをご覧ください)

私たち楽山会はこの一年でたくさんの事を学びました。介護倫理観・脱依存介護・ICF環境因子の重大性・医療職の介護倫理・自立支援の解釈・脱ホスピタリズム・エイジズムゼロについて詳しく学習してきました。これは、すべて、ご利用者が“こころもからだも元気になる”ためです。その手法が科学的介護です。高齢者生理学に基づき、廃用症候群からの回復、認知症症状(BPSD)の消失を目指しております。淡淡荘の介護職は排泄があったからオムツ変える。という後追い介護ではありません。オムツを外し、トイレで排泄できないかを考えて介護を行い、根拠とデータに基づき介護を行うプロフェッショナルの集団です。実際にたくさんの方のオムツを外し、寝たきりから、歩行ができるまでに回復したご利用者がたくさんいます。とはいえ、すべてのご利用者が自立になったわけではありません。各ご利用者には様々な問題を抱えた方がたくさんいます。淡淡荘は“あきらめません”。介護という作業を見るのではなく、ご利用者をちゃんと見て、一人ひとりの目標達成のために尽力することを約束します。

楽山会が成長していくためには、一人ひとりの職員の成長がなければなりません。このままでいいと言う職員が出ると成長が止まってしまいます。成長したいと思わせる施設にしたいと努力しています。社会福祉法人 楽山会の成長を楽しみにしていて欲しいです。

 今後も皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。


      令和7年1月1日

      社会福祉法人 楽山会特別養護老人ホーム 淡淡荘

      統括施設長 増田繁一郎



社会福祉法人楽山会
〒855-0017
長崎県島原市江里町
乙2010番地1
TEL:0957-62-5328

■特別養護老人ホーム■

 
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