特養ブログ

フジエさん!歩きたいんですね!

2025-10-25
[特養,ユニット,科学的介護]
マターナリズム脱却
穏やかな笑顔
「スン・・・」
リバタリアン・パターナリズムへ
2025.10.25.(土)

聞きなれない言葉から初めてみました

マターナリズム(母性主義)と日本語訳されています・・・

なんとなくイメージで、優しい介護のように感じます・・・

一例です、本人の意思は水分を飲みたくない!を認めたら脱水・便秘・せん妄

動きたくない!を認めたら筋力衰え・寝たきり

反してリバタリアン・パターナリズムでは、

水分を飲みたくないのならば、選びやすい工夫をする

動きたくない方には、短い目的を設け、自然に歩けるように導く

そんな科学的介護を、日々、学び、進めている中で

昨日、フジエさんが歩行訓練行っている姿を初めて目にして驚いている私です!

入所当時から、意欲の低下が著しく、表情も余り無く、歩行訓練拒否の言動多く

佐藤CWが「昨日まではユニット内の60M程でしたけど、今日は玄関までU字歩行器で200m程歩いていますよ」との事

今朝は、フジエさんの様子が気になり、ユニットでお話してみました

「フジエさん!歩行訓練楽しいですか?嫌じゃないですか?きつくないですか?」
「楽しい・・・」即答!

「えっ?!楽しい?じゃ歩行訓練は嬉しいんですか?」
「うれしい・・・」即答!

「明日、毎週面会に来られる息子さんに、言ってみますか?」
「息子に言う・・・」即答!

ウウウ嬉しい~

マターナリズムではなく、リバタリアン・パターナリズムへ

強制ではなく、放任ではなく、自由と選択を尊重しながら
望ましい行動に導く生活と尊厳を守る

   by スタッフ.s





社会福祉法人楽山会
〒855-0017
長崎県島原市江里町
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