特別養護老人ホーム淡淡荘(従来型・ユニット型)からの新着情報〜
新年おめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
旧年中は社会福祉法人 楽山会 淡淡荘に対しまして、ご利用者様、ご家族様、並びに地域の皆様からの温かいご支援とご協力を賜り、無事新春を迎えることができましたことを心より御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられている皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。
さて、当施設では、新型コロナウイルス感染防止対策といたしまして、皆様の健康や安全を確保するために、皆様との対面での年始のご挨拶を差し控えさせていただき、年始のご挨拶を目的としたご来訪につきましても、大変失礼ながらご容赦いただきますよう重ねてお願い申し上げます。
昨年は、ユニット型特養の開設で、まずは、スムーズな運営ができることを目標に頑張ってきました。今年は、更なるレベルを上げ、介護サービスのクオリティが高まる生産性向上を目指していきます。そのための必須事項と言っても過言ではないものがICT機器の導入と考えています。現在、14のICT機器を導入して運営しておりますが、もっと取り入れ、職員が利用者様に関わる時間を増やし、事務作業など非接触対応の時間を減少していくことを目指します。そうする事で事故が減少することも信じています。
来年度から改正がある介護保険制度に対しては、見た目は0.7%の介護報酬が増えたように報道されていますが、中身はかなり厳しいものとなっていると実感しております。特に感染症対策につきまして、厳しい措置も取られています。加算も厚労省のCHASEというシステムにデータを提出しなければならないものが多々増え、事務手続きが煩雑になることが予想されます。
社会福祉法人の最大の地域への貢献は経営を持続させることと私は思います。もしこの地域から特養が、介護サービスが減少、または消滅してしまえば、家庭で重度の高齢者を看なければならない家族が増え、結果的に仕事ができず、または、自由な時間がなくなり、相当な負担を課すこととなります。そういう現象がでないようにするためにも、経営の持続は社会貢献と考えます。
今後も皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
令和3年1月1日
社会福祉法人 楽山会
特別養護老人ホーム 淡淡荘
施設長 増田繁一郎