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特養ブログ

プロとしてエビデンスに基づく介護を・・・

2020-02-20
注目
エビデンス = 根拠
目的は元気になって欲しい。。。
こんにちは。
昨日はいくつかの会議の中に介護力向上委員会を開催。
介護力向上委員会は、科学的介護の実践のなかで、利用者様の
自立を促していくことです。科学的介護は後日、掲載いたします。
昨日は、非常に有意義な委員会を開催し、また気づきがたくさんありました。
 
ひとつは、エビデンス(根拠)に基づいた介護をしてなかった。という事です。利用者様の、前にいたユニットの介護の方法をそのまましていたことがわかりました。
これは根拠がないということで、利用者様をアセスメントせずに介護していることになります。利用者様、どんどん変わっていき、元気になっていく方もいれば、
衰弱していくかたも、いらっしゃいます。状態が変われば介護もかわるはずなのですが、前のやり方をそのまま引き継いでいた事がわかりました。
これを発見できて、本当に良かったと思いました。すぐに改善しなければならない事で課題がひとつ見つかりしました。
 
もう一つの発見は、介護力向上が目的になっていた事です。
介護は、すぐに結果が出るようなことはありません、地道な仕事でもあります。職員さんたちは、一生懸命、介護力向上に取り組んでおり、それが
いつの間にか目的になってました。これも発見できて本当によかったと思いました。
一生懸命しているからこそ、目的になることは多々あります。けどここで見直すチャンスができました。
 
目的は利用者様を元気にしたい!
 
です。科学的介護をすることが目的になっていってることに気づくことができてよかったです。
科学的介護、ユニットケアは、あくまでもツール(手法や手段)であって、目的ではないことを
伝えるチャンスを頂きました。
 
もう一度、原点に戻って、見直す機会を頂いてありがとう。とうい気持ちでいっぱいです。
今後の更なる発展のためにも、頑張っていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。。。
 
                   特別養護老人ホーム 淡淡荘
                       施設長 増田繁一郎
 

社会福祉法人楽山会
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